2011年7月2日土曜日

はじめてのぶたいさつえい

先週の水曜日〜土曜日に掛けて、友人が出演した舞台の撮影をしてきました。

友人が所属しているのは花傳[KADEN] Theatrical Art Companyという劇団で、前も一度撮影で駆り出されたことがあったのですが、その時はほとんど撮れず、個人的にはリベンジといった格好。
ほぼ初めての舞台撮影だったので、それなりに事前準備には気を使いましたが、本番になるといろいろと抜けが出て勉強になったのでメモ代わりにここに書き残しておきます。
ちなみに劇場キャパとしては400くらいです。

【使用機材】
//カメラ
D700
//レンズ
Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
TOKINA AT-X 16-28 F2.8 PRO FX 16-28mm F2.8
//三脚
SLIK プロ 700 DX III
//アクセサリー
リモートコード

せっかくなので、レンズは70-200mmを買い足し。
ちょっとお高めですが、舞台撮影には必須と考えていたので、手持ちのSIGMAの70-200を売っぱらってそれなりに安い価格で買えました。
トキナーの1628は開放からだと像が甘く、あまり出番がありませんでした。あとそんなに広角いらんかった。
50mmは客席後ろから全景を撮るのに最適でした。少し絞るだけでシャープに写るのはやっぱいい。
三脚は主にビデオ撮影用に持ってきていたのですが、最後は全景を通して撮るのに役立ってくれました。


【SS・絞り・感度】
初日はここら辺のチューニングに手間取りました。
最終的には
SS...1/60〜1/80
絞り...開放(F2.8)〜F4
感度...1600基本、場面によって3200
に落ち着きました。
70-200mmはVR IIを搭載しているので、いちおう4段分の手振れ補正が効きますが、動きについていけないときはSS上げて感度上げて、をやりました。

今回は作品を2作上演したのですが、1つ目は光量が少ないのでけっこー苦労しました。しかもやたら走りまわるのでピント合わせるのはほぼ無理でした。置きピン勉強しなきゃ。。
2つ目は光量も多いし、割と止め絵も多いので安定して撮れました。光量多いとISO1600でもノイズが目立たないんですね、素晴らしいです。D700すごい

【カメラ本体の設定】
とりあえず、細かいとこで無駄な動きをしたくなかったので感度の変更を1段ずつに設定したりとか、そんなん。
あとホントは静音化をしたかったのだけど時間と技術がないので見送り。D700はシャッター音が大きいのが欠点です。。

【レンズ側の仕込み】
レンズ側のマウント指標のとこに白いテープを細く切ってラインを付けました。撮影中は客席の電気が消されるので、レンズの取り替えが案外むずかしいのです。本当なら蓄光テープにしたかったのですが時間がなかったのでただの白テープ。
あと、ケースにベルトを通す穴があったので撮影中は腰にケースを巻きつけて、そこにレンズを収納することに。ちょっと動きに制限が出ますが、その場で考えた割にはうまくいった気がします。
ただ、どうしても交換の手間を無くしたいのでレンズキャップ・リアキャップを付けずにいたので、手で触れるのが若干こわかったです。70-200は値段が高いし、16-28はレンズ前面が大きく飛び出してるしでハラハラ。


とまあ、こんな感じでございます。
実際に撮影した写真はFlickrにありますので、ぜひご覧になってください。

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