2010年9月22日水曜日

瀬戸内国際芸術祭のメモまとめ。

今回の旅を通じて役立ちそうなメモを残しておきます。もし次回行くとしたら役立つ…か?
前回のメモも含めます。
宇野港発、ガイドブック未読の人間が書いたものですので、参考にならない箇所もあるかと思います。

■事前準備
・パスポート、フリー乗船券引き換え券は事前に購入。場所によっては乗船券を取り扱ってないことも。
・引き換え券はインフォメーションセンターで乗船券で引き換えた日から2日間有効。
・晴れの日はそれなりに焼けるので、肌対策、帽子などがあると便利。汐風は気持ちいいけど暑さが勝ちます。
・荷物は最小限が吉。デジタル一眼レフカメラを持ってく予定の人はキットレンズがあれば十分。
・小銭を多く用意すると吉。いちおうインフォメーションセンターでも両替ができます(全部じゃないかも)。

■スケジューリング
・当日はかなりタイト。直島以外の島はそこまで多く船も泊まらないし、便は早めに終了してしまう。
・事前にWebサイトで自分の観たい作品、行きたい島を調べて、それと時刻表を合わせる。
・高速船は臨時の便が出る時もあるので、予定より早く移動できることも(1時間に1本の場合、間にもう1本増える)。
・人が多い場合、高速船に乗るには整理券が必要。配布15〜20分前には配布場所にいたい。
・バスの時刻表は島のWebサイトからPDFでDLできるので、印刷しておくか、携帯端末に入れておく。

■宇野港
・岡山から宇野に行く電車は一本逃すと後が痛いので、しっかり乗れるようにしておく。
・宇野駅にはセブンイレブンがあるので、飲食物はここで買っておくと、島に付いたあとが便利。

■直島
・宮浦港〜役場までは歩いて行けないこともないが、役場〜つつじ荘~宮浦港はバスでないと体力的にしんどい。バスで往復することがなければ、レンタサイクルよりもバスがおすすめ。
・地中美術館の入館には整理券が配布される場合があるので早めに。
・サンクスがあるので、何か買い忘れたときはここを利用。
・意外と安い自販機が点在している。直島小学校を過ぎたあたりにある自販機は缶60円、ペットボトル100円。
・海の駅「なおしま」ではクレジットカードが使えないので注意。おみやげやグッズ購入には5000はあると安泰かも。
・ベネッセハウス近くはそれなりに海と空が一望できるのでオススメ。

■豊島
・移動用のバスは無料。数も出てる。
・作品が点在しているが、作品近くにバスが止まるので大丈夫。ただ、乗り降りが多いので、島を出る時間を把握しておかないと全部は見られないかも。

■犬島
・精錬所のチケットは購入にクレジットカードが使える。
・精錬所の展示は説明員の指示に従って移動するので、全体で15分ほど時間がかかる。自分で出られないので注意。
・島はそこまで広くないので、家プロジェクトは割かしすぐ見終わる。

■その他
・休館日・休島日があるので注意。土日に行って月曜帰りが理想か?人多そうだけど
・もしもう一度行くとしたら、直島の展示はフリー乗船券が切れた三日目に行きます。なぜなら往復で買っても安いから。あ、高速船はどうなんだろ。
・現 金 最 強 伝 説。島内ではほとんどクレジット使えません。
・iPhoneアプリは展示の写真がないのが残念だけど、時刻表など便利。ただ、予備バッテリは必須。


こんなとこでしょうか。とりあえず自分が体験できた情報だけ書いてみました。果たして次回は行きたくなるのでしょうか。。

瀬戸内国際芸術祭2日目 犬島・豊島


どうにか二日目が終わり、東京に戻ってきました。




二日目はしっかりスケジューリングをして、朝5時に起きて、直島には8時頃到着。
ゆったり散策して、犬島への便を待つ。
犬島行きはかなり人気のようで、高速船がすぐにいっぱいになるほどでした。


こちらが犬島にある「犬島アートプロジェクト 精錬所」のチケットセンター。
精錬所の入場料はパスポートに含まれておらず、1000円します。なお、クレジットカードは使用できました。

犬島には精錬所の他に、家プロジェクトという展示もあります。





個人的には犬島はかなり好きです。精錬所が思いのほか面白く、家並みも好みでした。廃屋があるのもいい!笑



豊島は、お目当てのオラファー・エリアソンの展示を目的に行ったのですが、こちらは微妙。。
島が大きいので移動にバスが欠かせません。
さっと観に行ってさっと帰って、直島に。

おみやげでも買って帰るかぁ〜と思いつつ海の駅なおしまの販売所を見てみると…
クレジットカード使用不可(lll゚Д゚)
この時点で現金が500円しかなかったので泣く泣く直島でのおみやげは断念することに。

失意のまま岡山に戻って急いでホテルに預けていた荷物を受け取り、東京へ深夜に帰ってきました。

てなわけで瀬戸内での旅は終わったわけですが…正直言うと
オフシーズンに行けばおk。
今回の芸術祭のために置かれた展示物でとてもいい、見なくちゃ損、というのはそれほどなく(全部見てない自分が言うのもなんですが)、じゃあ何がいいかってやっぱ地中美術館とか家プロジェクトとかベネッセハウスとか、置きっぱなしのものばっかなんですよね。
パスの有効期限が2日間ということで時間的なプレッシャーも掛かりますし、だったら観光客が少ないオフシーズンに行って、ゆったり眺めるのが僕は正解かなと思います。
まあ、あの人がたくさんいる状況はそれはそれで面白い体験だったんですけど。
3年後の第二回、ひょっとしたら行かないかもな〜…

2010年9月20日月曜日

直島にいってきたよ。


てなわけで瀬戸内国際芸術祭2010を観に?感じに?行ってきましたー




天気は残念ながら曇り時々雨。
10数年振りに船に乗って、宇野港から直島の宮浦港へ。
ホントは豊島にも行こうと考えていたのですが、豊島発の船が早くに終わってしまうので、直島をゆったり歩くプランに急遽変更。

計4時間は歩いたかなー。つかれたつかれた。
いくつか見落としてしまった展示もありましたが、まあ半分は見れたかな?
ただ、「I♥湯」や「はいしゃ」など、内部を観るのに並ぶ展示は外観のみで済ませました。45分とか1時間待ちは…ねぇ。
よかったなあと思える展示は…正直なかったかなあ。でも地中美術館にもベネッセハウスミュージアムにもI♥湯にも行けなかったから、これから見つかるかも。
それよりも景色に感動してしまった…


てなわけで、これから行くの人のため、あるいは自分が来年も行くことになったときのために色々とメモ書きを残しておこうと思います。どこか参考になれば。ちなみに僕は下調べ無しガイド本や特集本未読です。
なお、このメモは2010年9月20日現在のものですので、変更箇所が出てくる可能性があります。


・パスポートなどは事前に購入しておく。フリー乗船券はインフォメーションセンターで交換後2日間有効なので、事前購入しても大丈夫。
・直島に泊まらないのであれば、とにかく早く島に到着すべし。予想以上に人は来る。岡山駅周辺に宿泊の人は岡山駅から5:49発宇野行きの電車に乗れば6:37に着き、7:20宇野発のフェリーに乗れる。これを逃すと次は一時間後。ちなみに宇野駅にはセブンイレブンがあるので飲食はここで購入するとよいかも。
なぜこんなに早く行くべきかと言うと、直島以外の島の便は大抵16時くらいに終わるから。
・それを踏まえて、当日のスケジュールは綿密に組む。自分が行きたい島、観たい展示を予め決めておき、それに合わせる。公式サイトには写真が載っているので、なんとなくの雰囲気が掴める。より綿密に組みたい人はGoogleマップなどでエリア間にかかる時間を把握しておくと便利かも。
・移動手段は自転車、バスが鉄板。よほど島をゆっくり楽しみたいという場合以外は徒歩はオススメできない。直島は起伏もあるので、時刻表とちゃんと合わせることができれば自転車よりもバスのほうがよい。
・バスの時刻表はWebにPDFファイルであるので、携帯電話に予めダウンロードしておく。
・意外と島内の自販機は安いとこもある。直島ではペットボトル100円缶60円の自販機を発見。
・デジタル一眼レフを持って行く場合、よほどのこだわりがない限り便利ズームやキットレンズで事足りる。夜景を撮りたいと考えている人は軽く三脚を持ってく程度。
・天気が不安定なときは折りたたみ傘必須。
・日が落ちると意外と暗くなるので、夜散策するときは小さなライト持ってると便利。
・iPhoneアプリは使える面と使えない面がある。船の時刻表が一番使う。作品解説には写真がないので使えない。これはWebサイトに飛んで見たほうがよい。ちなみによく落ちる
・ベネッセハウス近くは景色を眺めるのに最高のポイント。

こんな感じでしょうか。

直島で撮った写真はFlickrで公開しています。
もしよろしければこちらからご覧ください。

2010年9月19日日曜日

鳥取終了。そして岡山へ・・・


第一部完、てとこでしょうか。



そういえばどういったものに参加していたか書くのをすっかり忘れていました。
鳥取県で開催中の鳥の演劇祭に参加した友人の劇団の音響担当としてお手伝いさせて頂きました。高校以来の舞台スタッフ、しかも全く畑の違う音響ということで終始緊張しっぱなしでしたが、友人の助力もあって、なんとか無事役目を果たせました。
カンパニーのみなさんとも仲良くなれて、とても充実した旅でした。さすがに東京から車で22時間移動はキツかったけど…(笑
本当は音響以外にも写真撮影をしたかったのですが、スケジュールがキツキツで通す間もなく、結局あまり撮れませんでした。その代わりオフショットをたくさん撮れたのが救いでしょうか。自分にしては珍しく、人が写っていない写真を選ぶのに苦労しました。
なんと友人の劇団は年末にインドでの公演を控えているらしく、さり気無く呼ばれているのですが(笑)、卒制とモロ被りなので、まだわかりません。旅費も自腹だしねぇ。。

さて、鳥取での役目を終えた私はいま、大都会岡山に来ています。
そうです、瀬戸内国際芸術祭です。今年こそは!と年始からずっと考えていて、鳥取の話が来たときにピーンと思いついたのです。最後まで静岡のガンダムと迷ったけど、こっちはそうそう来る場所じゃないからね。
さきほどホテルにチェックインして、これからとりあえず宇野港に行く予定です。今日はたぶん無理かなあ。明日朝早く出て、がっちり回りたいと思います。
そして星!岡山なら星が撮れんべ?という根拠のない理由ですが、宇野港あたりで撮れることを祈っています。

2010年9月15日水曜日

鳥取に着いたよ

紆余曲折を経て、到着です。どひー 電波があってよかった。
明日はリハ、明後日明々後日が本番です。
慣れない音響、失敗しないように頑張らないと!

鳥取に向かっています。

今日から一週間、友人の劇団のお手伝いで鳥取に行きます。
いま足柄SA。車での移動は予想以上にハードな旅となりそうです。
なんと今回は音響の担当を任されてしまい、少し緊張しています。もちろん得意分野の舞台写真も撮る予定。

鳥取でのお仕事が終わったあとは、東京に戻る前に少し寄り道をしてArtSetouchiに行こうと考えています。まったくのノープランだけど(笑
新しいレンズで星が綺麗に撮れるといいな。

2010年9月5日日曜日

ことばよことば、

久しぶりの更新です。書きたいネタはたくさんあるのですが、
今日は「親友」をテーマにちょろっとぐだぐだ書いていこうかと思います。



先日、大学の工房で友人や後輩が「親友」をテーマに話し込んでいました(僕は作業中だったので聞き耳のみ)。
それなりに深い?内容で、「親友とはなんなのか」「定義は?」なんてことを話していた…と思います。
その後、別の場所でも同じ話題が出て、それには僕は参加したのですが、その時の「親友ってなんだろう?」という話題に対して、僕は「親友は結果論だと思う」って、ふとそんな言葉が口から出ました。
じつは、親友って言葉、あまり好きじゃないんですよね。

と言うのも、まー情けない話なんですが…
その昔、中学生くらいかな。僕には親友と呼べる友人がいました。向こうも僕のことは親友だと思っていました。小学校…何年生だったかな?1年生?の頃に彼が転校してきてから、毎日のように遊んでいました。
時には夜空を眺めながらお互いの将来を語り合ったり。好きな人を暴露し合ったり。僕がガンダムを好きになったのも彼の影響なんです。
でも、そこは子供。携帯電話が普及してなかった時代だったからかもしれません。別々の高校に進学してからは、めっきり連絡を取らなくなりました。
僕の高校が鬼のように忙しく、毎日疲れる環境でもあったから、自然と交友関係も高校内に収まるようになりました。

で、ある日ふと思ったんですよね。
親友と思っていた人と、こんなにも関係が無くなることがあるんだって…
自分の怠慢と言ってしまえばそれで終わりなのですが、それ以来、親友という言葉を口にするのが怖くなっていました。また誰かを親友だと思ってしまったら、その言葉に自分が縛られてしまうんじゃないかと。

そう思えることで、また別の考え方に出会うこともできました。
親友という言葉を介さずに人を感じたい。言葉に疑問を感じるようになりました。
誰かを心に想うときって、親友だからとか、そういう意識が先には来ないと思うんです。
その人との思い出、感覚的な印象、素敵だなあとか、好きだなあとか、言葉にはならないけど、そんなふんわりした肌触りを感じる。
それで十分なんじゃないかと。その人をその人として感じることができたら、それだけで素敵だと思うんです。
もちろん、そのあとに、だから親友なのかなとか、そう考える人もいると思いますが、僕はそれで満足して、そんな言葉は出てきません(笑
だから、僕にとって最高の関係は何と言うかというと、"友人"なんです。あとはそれぞれ、その人を感じられればいい。
もちろん、親友と呼べるくらい仲の良い、趣味や意見が恐ろしく合う友人もいます。でも、彼のことは親友だと思ったことはないなあ。それこそ思い出が先行していて、だから結果論だという話になりますが、たぶんあと20年くらいして、まだ濃い付き合いをしていたら、その時は「俺たち親友なのかもねえ(笑」って言えるんじゃないかと思います。
ここまで来たら若干トラウマのケがありますね(笑 でもそうだと思います。だけど、今の自分の考え方のほうが、たぶん僕の人生には合っていると思います。

余談ですが、件の連絡を取り合わなくなった彼とは、成人式のあとの同窓会にて無事再会することができました。その時はもう、ひとりの友人としてバカな話に花を咲かせました。
いまどうしているかは、知りません。

そんなこんなで、酔い覚ましにと思ってこんなことを書いてしまいました。まだうまく言葉に昇華しきれていない感覚の部分が残っているけど、概ね満足w