2011年5月18日水曜日

designFocus #2 Mac

この記事はワークショップ用です
(加筆青文字/2011.06.14 ADCへの登録)

//はじめに
今回のWSでは各自ラップトップを持ち込んで頂きます。おそくら皆さんは
・Macを持ち込み、iOSデバイスに実機書き込みをされる方
・Macを持ち込み、画面上のiPhoneシュミレーターで動かす方
・WindowsPCを持ち込み、ディスプレイ上で動かす方
のどれかに当てはまると思います。残念ながらWindowsの方はiPhoneの実機書き込み、およびシュミレーターの利用ができませんので、今回はウィンドウサイズをiPhoneに合わせて擬似的に体験をして頂きます。

なおopenFrameworks自体はiPhoneアプリをつくる為のものではなく、メディアアートのためのフレームワークです(簡単に言うとProcessingみたいなものです。詳細は当日)。
なのでWindowsの方もiPhoneアプリに限定しなければoFを用いたプログラミングができます。



//当日お持ち頂くもの、OSのバージョン、使用するソフトに関して//
今回のWSでは「openFrameworks」というC++を用いたライブラリを使います。
oFをMacで使うにはXcodeが必要です。Xcodeのインストール方法は後述します。

1__oFのDL
まずopenFrameworksから"iphone"バージョンをDL、解凍したフォルダを「書類」に置きます。
oFはバージョンごとにフォルダ分けをしたほうがよいので、今回は「oF_0062iPhone」などと分かりやすくリネームします(デフォルトでも大丈夫です)。
なおMac単体でoFを利用してみたいと考えている方は別個に"mac"バージョンをDLしてください。

2__実機書き込み
実機書き込みをされる方はiOSデバイス(iPhoneシリーズ・iPod Touch・iPad)・Macとの接続ケーブルを持参してください。
実機書き込みにはMac OSX10.6、最新のiOS(現時点で4.3.3)が必要です。

3__当日使うデータ
ここからzipファイルをダウンロード、解凍してください。
展開されたファイルは自分のわかる場所に置いてください。
(facebookのグループで説明したものと同じです)


//ADCへの登録・iPhoneSDKのDL//
Xcode、iPhoneSDKを利用するにはADC(Apple Developer Center)への登録が必要です。

1__ADCの登録
・ http://developer.apple.com/programs/register/ にアクセスしGet Startedをクリック
・すでにApple IDを持ってる場合はUse an existing Apple IDを選択
(なおApple IDに登録してある情報が英字でない場合、後でエラーが起こります。特に氏名は変更が効かないので、2バイト文字を使ってる方はAppleのサポートに連絡して変更するか、新しくIDを作成してください)
・フォーム画面が出てくるので入力する
・Apple IDに使用してるメールアドレスにメールが届くのでそこにあるリンクをクリック
・完了

2__Xcode、SDKのDL
Dev Centerにアクセス、ログイン
・ログインが完了すると右上の"Hi, Guest"という表示が"Hi, <Username>"となります。ここが漢字の方はアウツです。なお「My Profile」から氏名以外の情報が変更できます。氏名は英字だけど住所などが日本語だった場合はここから変更してください。
・ページ下部の「Downloads」より、「Looking for Xcode 3? Download」へ進む
・Xcode 3.2.6 and iOS SDK 4.3 (Disk Image)をDL後、インストール。
(約4GBあるので接続環境に気をつけてください)
・無事インストールが完了すると、FinderでMacintosh HDを表示するとDeveloperというフォルダが新しく作られています。Developer内のApplicationsフォルダにXcodeがあります。

なお、既にXcode・iPhoneSDKの旧バージョンが入っている方は通常のインストールの手順で上書きされるようです。
旧バージョンとの棲み分けをしたい方はこちらのブログ記事をご覧ください。


実機書き込みをされない方、Universityプログラムに参加している方はこれで事前準備の完了です。



//実機書き込みをする場合//
Universityプログラムに参加していない(できない)人で実機書き込みをされる方は以下の手順が必要です。
なお、UnivプログラムではAppStoreにアプリを登録できない等、通常登録とは違いがあります。Univプログラムに参加してる方でも通常登録ができるので、興味のある方は登録してみてください。ただし、年間約1万円ほど掛かります。


1__iPhone Developer Programへの加入
http://developer.apple.com/jp/programs/ios/にアクセス、「今すぐ登録」をクリック
・あとは手順に沿ってDev Programの購入を完了してください(この時点ではまだ登録は完了していません)。
・なお、購入〜登録は全てSafariで行ってください。他のブラウザの場合エラーが出ます。
・購入後、アクティベーションを知らせるメールが届きますが、届くのに1日程度掛かります。また時々アクティベーション自体がうまくいかず、サポートに連絡後完了するのに数日、ひどい場合だと一週間ほどかかるケースもあるそうです。
WS当日・前日に加入を行うのは危険なので、余裕を持って登録してください。メールに書かれているコードをクリックすると登録が完了です。
・ここで次のようなエラー画面が出る場合
文章内に含まれているコンタクトフォームからメッセージを送るよりも、jdevprog@asia.apple.com にID#(英数字)を送ったほうがすぐ返信が来ます。

なおDev Programに関してはこちらのブログの記事が参考になります。


これでひと通りの事前準備は完了です。以降の処理、実際に実機書き込みに至るまでの作業は当日行います。

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この記事は以下のブログ記事を参考にさせて頂きました。
素晴らしき先達に感謝。

yoppa.org | ADCの会員登録と必要ファイルのダウンロード
c/fe | iPhone実機に自作プログラムを転送するまでの手順

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